中小企業支援の仕事で長崎県上五島町に伺ってきました。
写真は新上五島町有川地域にある蛤浜の海岸です。
見惚れてしまうほど、美しい海が広がっていました。
おじいちゃんは漁師だったし、ダイビングの免許も取得しているし、
時間があれば釣りもしたいし舟にも乗りたい。海が好きです。
長崎県五島列島のみそを使用した郷土料理
こちらは「ハコフグ」さん。
ダイビング中に海の中で会ったことがあるのですが、その時はとても可愛かった記憶があります。
小さな胸びれをせわしなく動かしながら「ぐぉぐぉっ」て鳴くのがこれまた可愛くて・・・
本当はカッコイイ系だったのね。笑
「かっとっぽ」は「四角い」という意味です。
「かどっこ」みたいな感じでしょうか?
五島列島付近で夏~秋にかけて捕れるハコフグを下処理し、冷凍保存します。
フグは表面のぬめりに毒があるのでたわしでよく洗うのですが、
ハコフグは固くて滑るから扱いが大変なのだそう。
洗った後はお腹の部分に包丁で切り込みを入れ、内臓を取り除きキレイにしておきます。
※調理にはフグ調理免許が必要になります。
作り方、味付けはお店によって様々だそうで、
こちらでは玉ねぎを麦味噌・酒・みりんで先に炒めてホイルに包んでオーブンで15分程焼いています。
先に調味して加熱しておくことで、フグの身に火が通り過ぎずふんわり仕上がるとのこと。
こちらのお店はレンジで加熱して身をほぐし、麦味噌・ねぎ・おろししょうがと一緒に和えているそう。
こちらは加熱して身をほぐし、シンプルに味噌とみりんでを混ぜているそう。
甘めだったり、味噌感しっかりめの味だったり、食べ比べすると違いがよく分かります。
あとは、フグの皮は甲羅のようにかたくて驚きました。
漁師料理だったかとっぽは、おもてなしなど特別な時に食べる料理になっているそうです。
2日間で3個もかとっぽを食べた人はいないんじゃないか?!
と言われながら、好奇心で食してきました。笑
-40℃で冷凍されたものを解凍する必要があること、保管量が各店舗で異なるため、
食べに行くときには事前に電話で確認するのが良いです。
五島列島 上五島町に行かれる機会がある方はぜひ召し上がっていただきたです*