みそ探訪記をお読みいただいている皆様へ
改めまして、実践料理研究家・みそ探訪家の岩木みさきです。
いつも「みそ探訪記」をお読みいただきありがとうございます。
この度「みそ本」を出版することになりましたこと、ご報告させていただきます。
今回は料理家としてみそを使用したレシピはもちろんスタイリングも担当、
そしてみそ探訪家として執筆もおこない、構成にも携わらせていただいています。
今年夏から打ち合わせがスタートし、現在制作中です。
発売は2020年 年明けを予定しておりますが、確定しましたら改めてご報告させていただきます。
コツコツと積み重ねてきた学びを活かし、万能調味料であるみその魅力や今まで出逢ってきた方々の想いを
多くの方に届けられるような1冊にしたいと思いますので、完成を楽しみにお待ちいただけたら嬉しく思います。
2019年10月8日 実践料理研究家・みそ探訪家/岩木みさき
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「料理の仕事をしている身として、もっと食材や調味料のことをきちんと知りたい」
「日本の伝統食に携わることをしたい」
そして「料理家として自分の専門分野を持ちたい」と思ったのがみそ探訪をはじめたきっかけでした。
今日までに3年半で54ヶ所94回みそ蔵を探訪しました。
自分ではじめたみそ探訪なので、夜行バスで日本各地に行き、今もそれを継続しています。
(夜行バスで行くと正規の1/3~1/2の金額で各地に行くことが出来ます)
はじめはイベントのトークショーの内容を考えるために数カ所行ってみよう!と始まりましたが、
木桶仕込みのみそ蔵が希少であり、その蔵の正確な数が不明であることを知りました。
みそは地方色が強いので全国のみそのことを知るなんて無謀だという声も初期はありました。
それでも、というより、ならば!という気持ちの方が強く、
やってみなきゃ分からないし、やれるだけやってみたい・・・!そう思いここまで続けてきました。
だって誰も知らないことを、確証のない言葉で人に伝えるのは、なんだか違うなと感じていたから。
私は料理家として、食についてお伝えさせていただいている立場なのだから出来ることをすべきだと思いました。
よく「わざわざ蔵まで行くのは何故ですか?」という質問を受けます。
みそは醤油や日本酒のように撹拌したりしないため、皆さんの想像通り仕込んだ後は蔵の中に置いてあるだけです。
でも、現地に行くと実際に造っている蔵元の皆様にお会いし、直接話を聞き、蔵の中の空気に触れることで
目には見えないけれど胸が熱くなるものがそこには確かにあると感じるので、現地まで行っています。
現地に行ったからこそ知れることがあり、人に繋がり、ものに出逢えるのです。
私はみそのことだけでなく「実際に自分の目で見て、聞いて、触れる」ことを大切にする生き方を選択しています。
自分が実際に経験し良かった食のことを、皆さんに “実践” していただけるように伝えていきたい。
それが私が出来ること、人生の役割なのではないかと考えています。
みそ探訪記を通して、みそのことはもちろん、豊かな食卓と生きるヒントを見つけていただけたら幸いです。
岩木様
初めてご連絡致します。わたくしうま味インフォメーションセンターの植松と申します。よろしくお願いいたします。日本料理一灯主人の長田様からごれんらくをして頂きました、味噌に関しましてうま味を普及させていくうえで重要な発酵調味料と思っておりまして、味噌の素晴らしさに大変興味を抱いております。長田様からは、それであれば岩木様にお会いしお話を聞いたらどうかとのアドバイスを頂きご連絡した次第です。よろしくお願いいたします。お受け頂けるようでございましたら日程などを打ち合わせさせて頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
うま味インフォメーションセンター植松昭一
植松 様
この度はコメントいただきありがとうございます。
メールにてご連絡させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。