2019/01/04

各地の味噌雑煮とは

特色ある各地のお雑煮

正月料理のひとつである「お雑煮」は地域色が強く、各地・各家庭で味や具材が異なります。
使用するお餅の形が丸か四角か、焼くか煮るか。
汁はすまし仕立てかみそ仕立てか。
出汁も昆布、かつお節、あご、じゃこなど地域により様々です。

味噌雑煮

関西の白味噌雑煮に使用される白味噌が代表的ですが、地域により赤味噌も使用されています。
江戸の文化を受けなかった地域は、すまし汁仕立てでなくみそ仕立てのお雑煮になっているようです。

◆白味噌雑煮

白味噌仕立てのお雑煮は通常お味噌汁を作るよりも白味噌を多く使用し、
とろみが付くくらい濃厚に仕上げるところが多いようです。

・大阪府の「あきない雑煮」は元旦が白味噌仕立て、2日目以降はすまし仕立てにしたお雑煮です。
「商きない」とかけているところが大阪っぽいですね。

・香川県の「あん餅雑煮」は、あんこ入の丸餅が入っているお雑煮です。
いりこ出汁を使用し出汁の味がしっかり感じられる、甘塩っぱい味わいです。
初めて聞いたときは私も驚きましたが、以前いただいた時にその馴染み方にまた驚きました。

・奈良の「きなこ雑煮」は、昆布だしだけでさっぱりとした味わいの味噌雑煮です。
味に変化を付けて食べるということで、きなこを添えて提供されます。

・福井県は「シンプル雑煮」と言われ、昆布だしの白味噌仕立てのベースに焼かない丸餅を入れたもの。
そこにたっぷりの花かつお糖を入れていただきます。
南部の地域では砂糖(黒砂糖)を加えて食べるそうです。

◆その他の味噌雑煮

・三重県は三重県内でも地域により様々な雑煮があるそうですが、
中勢地域には「濃縮味噌雑煮」というお雑煮があります。
年末に汁のベースをまとめて作り、お正月の間希釈しながら食べるという特徴があります。
三重県は豆味噌文化圏なので、色は黒っぽく濃厚で、焼かない角餅と大根と里芋が入っています。

 

ちなみに・・・私は関東出身なので、実家ではすまし仕立てのお雑煮で育ちました。
来年はもっと色々なお雑煮を作ってみようかなと思います。

味噌のことを調べれば調べるほど、戦国時代~江戸時代のキーワードが登場するので
今年は歴史とともに学んでいきたいと思います。

麦味噌仕立てのお雑煮情報をご存知の方はぜひ教えてくださると嬉しいです。

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