記事:実践料理研究家 岩木みさき
2017年2月10日にオープンされ、今年1周年を迎えられた「MISOY」。
東急東横線綱島駅下車1分、改札を出て左に向かい銀行の角を曲がるとすぐに、とても素敵な外観の建物が正面に見えてきます。
「MISO」=みそ、「SOY」=大豆を合わせた店名「MISOY」は、オーナー様の幼少期の想い出の町「綱島」から海外へ、みそ汁を中心に和食文化を発信していく場所を作りたい、という想いでオープンされました。
お話を伺わせていただいたのは、店長の酒井さん。
飲食店での長年のご経験から、店長に抜擢されたお方です。
大変さ含め、新しいことに挑戦しながら自分を育てる環境を楽しむというとても前向きな思考の酒井さん。食材を選ぶことはもちろん、人とのつながりをとても大切にしているとお話して下さいました。
MISOYの店長業務を「挑戦でしかない」「今日の自分に満足することなく1つ1つ積み重ねていきたい」とお話される言葉からは熱い想いを感じました。
全国のみそを取り扱う問屋さんからオススメのみそを聞いて仕入れ、そのみそに合った料理をスタッフの皆さんで考案。
おかずは選べるスタイルであることから、時間が経っても乾燥しにくく美味しく召し上がっていただけるような調理方法を求め、何度も試作しているそうです。
専門店でありながら「こだわるよりも、学び知り発信する」という姿勢からは、多くの方にみその魅力を届けたいという想いが伝わってきます。
みそ玉はビジュアルと溶かした時のビジュアルと味に生まれるギャップがあるので配合が難しいのだそう。ボリュームある味噌汁になるよう、具沢山で練り込まれています。
ファーストフードのようにどの時間帯に来店しても、おみそ汁はじめ全ての料理を楽しむことが出来るので、シーンに合わせて利用出来るのも嬉しいポイント。
1階カウンターは5席、2階はカウンターとテーブル席を合わせて25席。
平日ランチは女性、20時以降は男性、週末はファミリー層と幅広いお客様層が来店されています。〆にみそ汁と小瓶のお酒で一杯!もいいですね。
いただきまーす!!
普段も取材でもそうですが「その味を知りたい!」と思ったら、お腹の空腹は関係なしに、岩木はとにかく気になったものは全て味見します。笑
味はイメージと違うことはよくあるし、体験しないと分からないことの方が多いので。
みそめしの取材はいつも誰かと一緒に行きたいと思っています(*´꒳`*)
この日はカメラマンのさくちゃんと一緒に♪
ちなみに今回注文させていただいたお料理は全部で10種類!
全てのお料理にみそが使用されています。
ドリンクはフリーでお茶とお水、小瓶でお酒が用意されています。
オープン当時からの人気メニュー「みその唐揚げ」はお子様にも人気でテイクアウトも可能。
1つ1つに値段が付いているので、お腹とお財布と相談しながらセレクト出来ます。
主食、主菜の小鉢、副菜の小鉢、みそ汁を選んで¥1000~¥1500程。
みそを使用しているからといってみそ味になるのではなく、コクや風味付けとして使われているので、みそ汁と一緒に食べても美味しくいただくことが出来ます。
どの料理も優しい味付けで美味しいです。
お土産にみそ玉を購入させていいただきました♪
ワールドシリーズみそ玉はチェダーチーズとクルトンが入った「アメリカン」、パスタとドライトマトとチーズが入った「イタリアン」、春雨付きの「チャイニーズ」、カレー風味の「インド」、他にもエビとほうれん草の「彩り味噌玉」など、全10種類と豊富で選ぶのも楽しいです。
伝統あるみそを現代に合ったスタイルで提案されるMISOYさん。
海外展開し、これからも世界中にみその魅力を発信していただきたいです。
MISOY
営業時間:10:00~23:00 (日曜、祝日)10:00~22:00
定休日:年中無休
アクセス:東急東横線綱島駅より徒歩1分
住所:神奈川県横浜市港北区綱島東1-6-2
Tel: 045-642-5467
公式アカウント
https://www.facebook.com/omisoy/
https://twitter.com/misoy8/
https://www.instagram.com/misoy_tsunashima/
写真:さくらいしょうこ